さとぴーの選択範囲

ロードバイクと日々の記録。

歩道を自転車が走るとなぜ危ないか

【プレミアム】▽ 歩道での自転車走行 : 47トピックス - 47NEWS(よんななニュース)

交通渋滞をものともせず、数キロから人によっては10キロ以上も走り切る。
 一方で、警視庁は歩道を走る自転車がルールやマナーを守らず、歩行者が危険という理由で、取り締まりを強化をうち出した。

この調査を見ると事故のほとんどは車との接触・衝突事故に思える。それなのに自転車の車道通行を推進すれば、より事故が増えてしまうのではないだろうかと心配になった。
車道走行すると事故が増えるという論調の記事を書いている人は、ちゃんと調べているのかな?と。

自転車の歩道走行による事故

歩道を走る自転車のほうが死角が大きいため事故にあいやすい。
事故の多くは交差点で発生。

日本自動車工業会からの提言

日本自動車工業会は、本提言において、上記の問題を踏まえ、特に自動車対自転車の事故に着目し、これらの削減を目指す対策についてとりまとめることとし、以下を要望する。
◆安全・円滑な自転車通行空間の確保
自転車通行空間を迅速に確保するため、自転車レーンの速やかな整備を要望する。
◆自転車の車道通行
特に高齢者、子供等の例外を除き、自転車の車道左端、順行通行徹底を要望する。
◆自転車利用者・自動車ドライバー双方へのルール・マナー指導

なぜ歩道走行が危険なのかを抜粋すると、「歩道の方が自動車からの死角が大きいことが問題。 自転車横断帯を通行する自転車の動きは予測しづらい。 歩道を通行する自転車は、自転車横断帯に突然飛び出してくる。」

自動車側からの提言であるにも関わらず、自転車は車道を走ったほうが安全という内容になっています。

確かに急に車道を走れと言われても無理という心理はわかるし、軽快車では危なく感じられるかもしれません。
それに、車道に自転車の走行空間があるかといえば、不十分なのも確かです。

でも、歩道を走るとどんな風に危険なのかは把握しておいたほうがいいと思うわけです。

しかし、「数キロから人によっては10キロ以上も走り切る」って自転車は走ってせいぜい10kmとしか思ってないという事なんでしょうか。

自転車の安全鉄則 (朝日新書)
疋田 智
朝日新聞出版
売り上げランキング: 109159